長友&酒井あわや!? 低迷に怒ったマルセイユサポーター300人が練習施設を襲撃

長友佑都

日本代表DF長友佑都(34)とDF酒井宏樹(30)が所属するフランス1部マルセイユがサポーターから襲撃を受け、30日のレンヌ戦が延期された。

フランス誌「フランスフットボール」などが報じたところによると、現在7位と低迷する成績に不満を抱いた約300人のサポーター集団が練習施設の周辺に集まり、発煙筒や爆竹を投げ込んで一部で火事が発生する事態に。その混乱に乗じてサポーターが乱入し、警察やスタッフへの暴行や物品の強盗などが行われた。多くの選手は襲撃の間は部屋に逃げ込んで難を逃れたが、話し合いを試みたDFアルバロ・ゴンサレス(30)が石を投げつけられて負傷した。

この襲撃事件により、25人のサポーターが逮捕。クラブによると被害額は数千万円にのぼるという。

マルセイユのサポーターはフランスでも特に熱狂的なことで知られており、チームの低迷が続くようなら今後も襲撃の危険にさらされることになりそうだ。

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