【セントポーリア賞】グレートマジシャン快勝 ルメール「能力がありそう」

デビュー2連勝でセントポーリア賞を制したグレートマジシャン

31日、東京競馬場で行われた第9Rセントポーリア賞(3歳1勝クラス=芝1800メートル)は、1番人気のグレートマジシャン(牡3・宮田)が中団追走から直線で楽々と抜け出して優勝。昨年11月の新馬戦(1着)に続くデビュー2連勝とした。勝ち時計は1分46秒5。

ルメールの話「能力がありそう。走り方はまだ子供っぽいけど、すごくいい反応をしてくれた。2000メートルも問題ない。ゲートの中で興奮していたし、スタートも遅くて、突然怖い反応、リアクションをしたりする。まだ大人じゃないですね。だから(今後が)楽しみ」

宮田調教師の話「スローの中であれだけ速い上がり(33秒3)を使ってくれて、改めて能力の高さを感じました。まだソエっぽくて、攻め馬も加減しつつでこのパフォーマンス。ゲートでうるさい面を出してきたので今後は修正できれば。次走に関しては一度放牧に出し、脚まわりや体調を見極めて、オーナーサイドと相談して決めることになると思います。5月(と遅い)生まれですからね。これからが楽しみです」

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