地元・宮崎で更なるレベルアップだ。巨人の戸郷翔征投手(20)が31日、明日から始まる春季キャンプへの意気込みを語った。
この日、キャンプ地である宮崎入りした右腕は「始まったか、という気持ちでいっぱいです。今年も宮崎でキャンプができることを嬉しく思います」と笑顔。今年のテーマとして、昨年と同様「ケガをしない体づくり」を掲げ、開幕に向けて更なるレベルアップを誓った。
心強い、新たな指導者も加わった。今季から就任した桑田真澄投手チーフコーチ補佐を質問攻めにする覚悟だ。「あれだけ有名な方ですし、あれだけ勝ってる方。聞いてみたいことは山ほどあるので、キャンプでいっぱい聞けたらなと思います」。
桑田コーチらのもと、今春のキャンプでのメニューは投げ込み練習の強化が予想されるが、既に戸郷の準備も意欲も十分だ。
「僕自身も100球前後(を投げるため)の体力というのをこのオフに取り組んできた。なんとか僕もついていって、今年1年間活躍できればなと思います」と力強く目標を語った。昨季、飛躍を遂げた未来のエース候補が、「2年目のジンクス」を打破のため、猛練習に臨む。