【世界冬の絶景】カナダのレイク・ルイーズで氷の彫刻が作り出す神秘的な世界

2020年は旅好きにとって我慢の時期が続きましたね。コロナ禍で状況が刻々と変わるなか、海外旅行に明るい兆しが見えてくるよう願いつつ、冬ならではの絶景が楽しめる地を美しい写真とともにお届けします。今回は、カナダ・アルバータ州のレイク・ルイーズをご紹介。真っ白な世界に包まれるルイーズ湖では、毎年展示される美しい氷の彫刻が名物に。カナディアン・ロッキーの大迫力の自然と織りなす、感動の風景に出会えます!

世界遺産カナディアン・ロッキーにある町「レイク・ルイーズ」

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バンフ国立公園内の町「レイク・ルイーズ(ルイーズ湖)」は、カナダ西部の世界自然遺産「カナディアン・ロッキー」にある、世界有数の山岳リゾート地。氷河から溶け出た水によって、夏は湖面がエメラルド色に輝き、“ロッキーの宝⽯”と称される景勝地です。

冬になると辺りは雪に包まれ、優美な風景に。力強い大自然がつくりだす絶景は、夏と冬では違う魅力を感じることができます。

毎年開催される氷の彫刻競技会

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冬になってルイーズ湖が凍ると、湖面ではアイススケートやスノーシューを楽しむことができます。また、湖畔では毎年1月の恒例行事として、氷の彫刻競技会「アイス・マジック・フェスティバル」を開催(2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました)。

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世界各国から集まるプロの職人が、氷の塊を削り、神秘的な作品を作り出していきます。競技会が終わったあとでも、その作品はルイーズ湖のほとりに展示されているので、湖畔の公園がまるでアウトドア美術館のように。芸術的な氷の彫刻作品を、間近で観賞することができます。

氷のお城の入口みたい!ルイーズ湖の冬のアイコン「氷の門」

氷の彫刻競技会「アイス・マジック」とは別に、ルイーズ湖が凍ると毎年冬に湖面にお目みえするのが、氷でつくられた大きな門。まるで氷のお城の入口のような幻想的な氷の門は、周囲の自然とかさなりフォトジェニックな光景に。実際に触ったりくぐってみたり、近くでその神秘的な魅力を感じることができますよ。

2020-21年、冬のレイク・ルイーズ

レイク・ルイーズで毎年開催されていた「アイス・マジック」は、2021年1月は中止となりました。ルイーズ湖の畔に建つホテル「フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズ」は、館内の衛生を強化し、対策を講じながら営業しています。

【レイク・ルイーズ(Lake Louise)】

氷の彫刻の門は、ルイーズ湖の冬のアイコン的な存在。凛とした空気の中で、冬の圧倒的な自然を感じながら見る優美な絶景は、忘れられない思い出となるはずです。

[参照]

・アルバータ州観光公社:https://www.travelalberta.com/jp/places-to-go/canadian-rockies/lake-louise/

・シャトー・レイク・ルイーズ:https://www.fairmont.com/lake-louise/

・バンフ・レイクルイーズ観光局:https://www.banfflakelouise.com/ice-magic

[photos by shutterstock.com]

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