【陸上】尾県専務理事が東京五輪開催へ切実な訴え「国民のみなさんに理解していただいて…」

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瀬古利彦氏

大阪国際女子マラソンが31日、長居公園周回コース(1周約2・8キロ)で行われ、東京五輪代表の一山麻緒(23=ワコール)が大会新記録となる2時間21分11秒で優勝。同代表の前田穂南(24=天満屋)は2時間23分30秒で2位に入った。

レース後には、日本陸連の尾県貢専務理事(61)と瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(64)が報道陣の取材に応じ、東京五輪について語った。

新型コロナウイルス禍の影響で一部海外メディアが中止説を報じるなど、懐疑的な声が相次いでいるが、尾県専務理事は「1人でも多くの皆さんがスポーツの味方になってくれることを期待している。五輪、パラリンピックに対して否定的な方は多いけど、一つひとつこなすことで国民の皆さんに理解していただいて、何とかアスリートが活躍する五輪という場を実現していきたい」と切実な思いを明かした。

瀬古氏は一山と前田の走りについて言及。野口みずき氏(42)が持つ日本記録(2時間19分12秒)の更新こそならなかったものの「一山選手はセカンドベスト、前田選手は自己記録。五輪につながる走りができたと思う」と一定の評価を下し「楽しみは次の五輪に取っておくということで。今日の(日本記録の)ペースでハーフまでいったことはいい経験になる」と振り返った。