ソフトバンクの工藤公康監督（５７）は３１日、５年連続の日本一に向けて、キャンプ地の宮崎で全体ミーティングを行った。
昨季は３年ぶりにリーグＶを奪回した。毎年、難敵が揃うパ球団との戦いはシーズンの長丁場で激戦を極める。
「ホークスというのはパリーグの残り５球団が『倒せ』と来ると考えている。相手が研究してきても対応できるように、こちらも万全の状態をつくっていかないといけない。選手たちには１４３試合を戦える体力づくりということで『体力＝集中力』という言葉を使って話をさせてもらった」
新型コロナの影響で無観客でのキャンプとなる。今までは行われていたＶパレードもなかった。ナインへ「多くの方に助けていただきながらキャンプをやることに感謝をしてやっていこう」。こう声をかけた指揮官は「来年こそはコロナが終息して、みんなが普通に生活できて、その中でパレードができるように一生懸命結果を出していかないといけないと思います」と力を込めた。
