卒業時に家族へ 対馬産真珠でアクセサリー制作

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アドバイスを受けながら対馬産真珠のアクセサリーを作る3年生=上対馬高

 長崎県対馬市上対馬町の県立上対馬高(永田芳弘校長、94人)で1月28日、今春卒業する3年生らが地元特産の真珠を使ったアクセサリーを作った。作品は3月1日の卒業式後のホームルームで家族に贈る。
 対馬の真珠を島おこしにつなげようと、地元の女性有志が創業したアクセサリーショップ「対馬パールプロジェクト」が毎年、無償協力し、取り組んでいる。
 3年生30人のうち、受験を控えている8人を除いた22人が参加。同ショップの武末聖子代表(46)らスタッフ3人が、真珠を使ったキーホルダーやイヤホンジャック、携帯ストラップの3種類について作り方をアドバイスした。
 生徒たちは、好きな色や形の真珠やリボン、チャームなどを選び、家族への感謝の思いを込めながら手を動かした。「いつもありがとう」「感謝」などと書いたメッセージカードとともに袋詰め。受験勉強中の8人の分も、参加した生徒が丁寧に作り上げた。
 卒業後は、消防士として市消防本部に勤務する佐護直喜さん(18)は、母親向けに雪の結晶と若葉のチャームが付いた携帯ストラップを仕上げた。佐護さんは「もうすぐ訪れる春のイメージ。『いつも家事をありがとう』の気持ちを込めて贈りたい」と話した。
 武末さんは「どれも、世界に一つしかないプレゼント。対馬の特産品を生かし、親子の絆を強めてもらえたら」と話した。

家族に贈るため3年生たちが作った真珠のアクセサリー類