
31日のDDT東京・板橋グリーンホール大会で〝荒鷲2世〟坂口征夫(47)に火が付いた。
この日は渡瀬瑞基(29)と組み「サウナ部」の竹下幸之介(25)、MAO(24)組と対戦。竹下組とは樋口和貞(32)と保持するKO―Dタッグ選手権(2月23日、愛知・名古屋国際会議場イベントホール)を控えているだけに、お互い序盤からバチバチと火花を飛ばし合う。
坂口が蹴れば、竹下がぶん投げる。全員が乱れ合う大乱戦となったが、最後は渡瀬が竹下のファブル、MAOの雪崩式みちのくドライバーⅡを連続で決められて散った。
坂口は28日新宿大会のタッグ戦で、2月14日カルッツかわさき大会でのユニバーサル王座戦を前に王者・上野勇希をスリーパーで絞め落とし「やるかやられるか。これが戦いだ」と、サウナ部を痛烈批判していた。
それだけにMAOから「俺はセコンドだったが、新宿ではやってくれたな。これも戦いだよ」とのアピールを受け、タッグ王座前哨戦で借りを返された形となってしまった。
だが「やりゃあ、できんじゃねえか。生きるか死ぬか。これだよ、俺が求めてるのは。やる気スイッチ入ったよ」と、敗れはしたもののどこか充実の表情で控室へ。
荒鷲2世がまずはユニバーサル王座奪取で、KO―DタッグV2に向け飛翔する。