
ギリシャ1部PAOKに加入した元日本代表MF香川真司(31)のデビューはお預けとなった。
PAOKは31日に行われるパネトリコス戦の招集メンバーを発表し、新天地でのデビューが注目された香川はメンバー外となった。
ギリシャ紙「メトロスポーツ」は「香川は2日連続でフルペースでトレーニングをしたが、パブロ・ガルシア監督は日曜日のパネトリコス戦のミッションに彼を連れて行かない」と報じた。調整自体は順調で、30日の練習ではシュート練習で精度の高さをアピールしていた。
ミロスラフ・シュノーツナーコーチ(41)は「コンディションにギャップがあり、もう少し時間がかかる。我々は彼のために特別なプログラムを用意しており、まもなく我々と一緒にプレーできるようになる」と慎重を期して、調整を進めていると語った。それでも「彼は素晴らしい選手だ」とその実力には信頼を寄せており、近々のデビューを予定。2月4日にギリシャ杯6回戦のラリッサ戦を控えており、ここでの新天地デビューが当面の目標となりそうだ。