売り上げ減のラーメン店 新たな試みで盛況に

緊急事態宣言が続く中、思うように売り上げが立たず苦境が続く飲食店。武蔵野市にあるラーメン店「洞くつ家」では「ある試み」を始めたところ予想以上の盛況で話題になっています。

このラーメン店は、醤油豚骨が特徴の人気店でしたが時短要請を受けたことで売り上げは約6割まで落ち込みました。そこで、店は起死回生の一手として午前6時から開店したところ、午前11時までに約90人が来店する盛況ぶりとなりました。
取材した日も、開店と同時に夜勤明けのアルバイトや夜通しで作業をしていた会社経営者、医療従事者の人たちが続々とラーメンを注文、開店1時間で約30杯が売れていきました。店長は「想像以上に夜勤で働いている人がいた」と驚きを隠せないようです。店は時短要請が解除されても、これをきっかけに早朝営業を続けていきたいということです。

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