きょう1日(月)は南風の影響で、九州南部で20℃を超えている所がある。空気の冷たい状態が続いている東京など関東南部でも、夕方以降は南西の風が吹いて気温が上がり、夜遅くにかけて1日の最高気温を観測する見通し。
関東甲信、東海、西日本、沖縄・奄美では、3日(水)にかけては一時的に気温の下がる地方もあるが、向こう2週間は暖かい空気に覆われて気温の高い日が多い見込み。
特に、7日(日)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる見通し。このため気象庁は、これらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
一方、北海道は今後は寒気の影響を受けやすく、特に8日(月)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり低くなる可能性がある。このため、札幌管区気象台は北海道に「低温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理や水道管の凍結に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。