【大相撲】コロナ感染力士は昨年12月に陽性 芝田山広報部長「ウイルス残っているのでは」

芝田山広報部長

日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が1日、電話取材に応じ、31日に新型コロナウイルス感染が確認された幕下以下の力士1人について「12月に1回陽性になっていた」と明かした。

その上で「ウイルスを調べたら少ない。新しく感染したのではなく、12月に感染したウイルスが残っているのでは。症状は無症状。専門家先生が見ると、人にうつすような量ではない。(新たに)どこかで感染したのではなく、体のどこかに残っていた可能性がある」と説明した。

さらに「当該の力士は初場所に出ていた? それは出ていたでしょう。出ていたからって、人にうつすような状況ではない。新しく感染したわけではないという見立て」とし、初場所出場による感染リスクはないとの認識を示した。

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