ミャンマーで軍政復活

総司令官が全権掌握、クーデター

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1日、ミャンマーの首都ネピドーで、議会近くの道路を封鎖する軍用車両と国軍兵士、警察のトラック(ゲッティ=共同)

 【ヤンゴン共同】ミャンマー国軍は1日、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相らを拘束してクーデターを実行した。1年間の非常事態を宣言し、ミン・アウン・フライン国軍総司令官に立法、行政、司法の全権が移譲されたと発表。軍出身のミン・スエ副大統領を臨時大統領に任命した。2011年3月の民政移管から10年足らずでミャンマーに軍政が復活する運びとなり、国際社会から批判が相次いでいる。

 一方、国軍に拘束されたスー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)は、クーデターを「独裁国家への逆行」と批判し国民に抵抗を呼び掛けるスー・チー氏の声明を発表した。

1日、ミャンマー国営放送で放映されたミン・スエ臨時大統領(右)とミン・アウン・フライン国軍総司令官(ロイター=共同)