プロ野球解説者・山﨑武司が期待を込める「ドラゴンズのスーパースター候補たち」

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東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金17:15~19:00)1月27日のコメンテーター・山﨑武司氏が、ドラゴンズの期待の若手選手についてコメントした。まずは、リスナーからのメッセージに答える形で根尾昂を取り上げた。

リスナーからのメッセージは「根尾選手には、1軍ショートのレギュラーを目指して頑張ってほしいが、京田選手もいるので、まだまだむずかしいと思う。外野からでも出場する道を考えて、キャンプに臨むほうがいいかどうか」というもの。

これに対して山﨑氏は「今回のキャンプは、立浪臨時コーチがいる。左打者で2500本もヒットを打った選手。根尾にも京田にも、その極意を学んで、今年の成績に結び付けてほしい」と話した。

そして、根尾について「まだ3年目。焦る必要はない。長い目で見てほしい。自分のやるべきことをやって勝負してほしい。まわりに言われて、すぐ1軍に行かなきゃということではダメ。京田の壁は高くて厚い。簡単には超えられない。それをどうやって越していくかが課題」とした。

根尾がショートを守りたいと宣言していることについては「いいと思う。ただし、ダメなら外野で、ではいけない。外野のポジション争いも相当厳しい。根尾をどうしても使いたいと思わせるのは打力。打てば外野でも出られる。しかし、現状では外野に行っても試合には出られない。とにかく、自分の(打撃)技術を上げること。打てなきゃダメ」と重ねて強調した。

そして「打つことに関しては、いいものを持っていると思う。誰もが認めるセンスを持っている。それを生かしいてほしい」と期待を込めた。

この2年間で、根尾選手は、試合に出続ける体力はついてきた。山﨑氏も「プロらしい体つきになりつつある」とした。また、同じく期待のかかる石川昂弥については「体は大きいが、まだ芯の力がない。2年目はそこを鍛えていくこと」と注文した。そして「若手で一番1軍に近いのは岡林(勇希)。すでに出来上がっている。体力的には、体をもう少し大きくすれば十分1軍で戦力になる」とした。

また、山﨑氏は、ドラゴンズの若手全般について「金の卵がいっぱいいる。それをどう孵化させるか、首脳陣の頑張りにかかっている」と話し「ちょっと痛いから休ませるという今の風潮は、いかがなものか。やって壊れて勉強することも財産になると思う。2軍で全試合に出るキツさを知ること」とした。

そして「これからのスーパースター候補と言われる選手たちには休みを与えなくていい。つらくても1軍の試合には出なくてはいけない。2軍の試合も一緒。それぐらいの気持ちでやってほしい。ただし、本当に痛いときは休めばいい」と続けた。

ドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~19時00分

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