川崎駅西口「JR川崎タワー」商業棟 飲食店やスポーツジムが5月開業

JR川崎タワー商業棟の完成イメージ図(JR東日本横浜支社提供)

 JR東日本が川崎駅西口で建設中の新街区「KAWASAKIDELTA(カワサキ デルタ)」で、JR川崎タワーの商業棟が5月から順次オープンする。2階のカフェ&レストランフロアは13日、3~5階のフィットネスフロアは19日に開業。オフィス棟も4月に完成予定で、来館者の増加によるにぎわいが本格化しそうだ。

 川崎タワーの商業棟は、地上5階地下1階。JR川崎駅西口から屋根付き歩行者デッキで直結し、徒歩約3分でアクセスできる。2階の飲食店フロア(店舗面積約2500平方メートル)にはコーヒー、ラーメン、カレー店や居酒屋など7店舗が入居。「ジェクサー・フィットネス&スパ24 川崎」はJR東日本スポーツが運営する大型総合フィットネスクラブで、24時間営業のトレーニングジムなどを備える。1階と地下1階は駐車場となる。

 一方、隣接するオフィス棟(地上29階地下2階)には、コンビニエンスストアや保育園(5月開園予定)が入居予定。6月には340平方メートルの会議室を含む「ステーションコンファレンス川崎」(エリア面積1100平方メートル)もオープンし、全体で1万人規模が集う市内最大規模のオフィスとなる。

 カワサキデルタは、商業・オフィス棟をはじめ、昨年5月に先行開業したホテル「ホテルメトロポリタン川崎」で構成、延べ床面積は約13万7千平方メートルとなる。

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