【ベトナム】市中感染32人増、首都ハノイで拡大[社会]

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ベトナムの保健省によると、2月1日午後6時までに新型コロナウイルス感染症の市中感染が新たに32人確認され、1月28日以降で全国計270人となった。北部2省が新たな波の発生源とされるが、ハノイが3番目に多くなった。

新型コロナ感染者は、同日の渡航者1人を合わせて累計1,850人となった。新規感染者のうち、国内1,818人目の感染者はナムトゥーリエム区在住で、保健省は1月26~28日に同区の理容店「タイン・フエン」を訪れた人を探している。1,819人目は、北部ハイズオン省チーリンの結婚式に出席していた。式は、1,814人目の感染者の家族が主催した。

先週からの市中感染者数の内訳は、北部ハイズオン省205人、クアンニン省30人、ハノイ19人、中部高原ザーライ省6人、北部バクニン省3人、ホアビン省と南部ビンズオン省が各2人、ホーチミン市と北部ハイフォン市、バクザン省が各1人。

回復者は累計1,460人、死者は35人。隔離措置・経過観察の対象者は2万6,861人で、内訳は隔離施設が2万917人、自宅が5,759人、病院が185人だった。

■接触者の追跡急ぐ

保健省は、北部を中心に市中感染が広がる中、緊急通達を立て続けに発出している。緊急通達が指定する航空便などを利用した人、場所に立ち寄った人は感染者との接触の疑いが生じ、保健当局への連絡などが求められる。

1月31日付の緊急通達33号には◇1月18日午前10時10分にハイフォン市カットビー国際空港を出発し、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港に到着したベトジェット航空のVJ275便◇1月25~29日(午前6~7時、午後3~6時)にハノイ市のバス74番(ホアラック・ハイテクパーク—ミーディン)——の利用者に協力を呼び掛けた。

国内線は止まっていないが、一部では空港におけるオンライン医療申告が厳格に求められるようになっている。申告はウェブサイト<https://tokhaiyte.vn>またはアプリ<https://ncovi.vn>を通じてできる。

■ホーチミン市も2日から休校

新型コロナの感染が拡大する中、各地ではテト(旧正月)に伴う休みを前に、休校措置をとる自治体が増えている。

ホーチミン市人民委員会は1日、同市の学校を2日から休校とし、オンライン学習に切り替えさせる通達を出した。同市の学校のテト休暇は2月6~16日の11日間となっていた。

ハノイでは、1月31日から同様の措置が始まった。テト休暇が終わるまで休校となる。他の地方自治体でも、同様の動きが広がっており、休校措置は全部で23省市に広がっている。