阪神・北條が〝生き残り〟をかけ、一塁守備に挑戦

阪神・北條史也内野手(26)が2日、沖縄・宜野座キャンプで一塁守備に挑戦した。

定位置は遊撃だが木浪、小幡らの台頭により出場機会は年々減少。昨季の出場試合数は40試合にとどまった。「もっとやらないとヤバい」と本人も口にしているように〝生き残り〟へ危機感も強く、今オフには母校・八戸学院光星の先輩にもあたる坂本勇人内野手(32=巨人)に弟子入りを志願し自主トレをともにした。

この日行われた投内連携練習ではファーストミットをつけて一塁守備に就き軽快な動きを披露。なりふり構わぬ姿勢で、自身のユーティリティーを首脳陣にアピールした格好だ。

高校時代は藤浪らとともに甲子園を沸かせ、将来を嘱望されてきた男も既に26歳。目の色を変えて、鍛錬の季節を走りぬける。

© 株式会社東京スポーツ新聞社