新潟市内で新たに3名の新型コロナウイルス感染症患者

新潟市の野島晶子保健衛生部長

新潟市は2日、新たに計3名の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。市内377例目から379例目となる。

377例目は東区の40歳代女性(医療機関職員)。1月30日に38度台の発熱があり、1月31日に医療機関を受診。2月1日に別の医療機関を受診し、PCR検査を実施した結果、陽性が判明した。現在は咳、痰、頭痛の症状がある。市外の医療機関の職員である。濃厚接触者は家族と職場のみ。これまでの感染者との関係性はない。

378例目は中央区の30歳代男性(会社員)。366例目の濃厚接触者として2月1日にPCR検査を実施、陽性が判明した。2月1日の情報では咳、喉の痛み、倦怠感の症状がある。366例目の感染者とは同居の家族である。

379例目は西蒲区の40歳代女性(医療機関職員)。375例目の濃厚接触者。30日に鼻詰まりの症状があり、31日に375例目の陽性が判明したため保健所でPCR検査。陽性が判明した。現在も鼻詰まりの症状がある。375例目とは同じ市内の医療機関の同僚である。

本日確認された感染者の県外往来歴はなく、全員軽症である。これまで歌声喫茶という形態の時間帯がある飲食店関連で数名感染者が確認されているが、歌声喫茶が店名につく店舗もあるため、関係のない店舗の風評被害が懸念されている。現在感染者が確認された店舗は休業しているため、誤った情報に惑わされないように注意を呼び掛けている。

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