吉村洋文府知事「徹底的に真実解明されるべき」 愛知県知事リコール不正署名問題に

吉村大阪府知事

大阪府の吉村洋文知事(45)が3日、大阪府庁で報道陣の取材に応じ、愛知県の大村秀章知事(60)のリコールを求める署名のうち、約8割が無効だったとする報道について言及した。

リコール運動について「応援します。賛同します」と明言していた吉村氏は「誰が、どのくらい、どういう風な不正をしたのか徹底的な真実解明がされるべき。まじめな思いをもって署名された方もいる。リコールというのは民主的な手続きですから、不正については徹底的に真実解明されるべき」と語った。

吉村氏と大村氏をめぐっては、「表現の不自由展」開催や大村氏の「大阪で医療崩壊が起きていた」とする発言などで、たびたびバトルを繰り広げていた。

リコール運動は高須クリニック・高須克弥院長によって主導され、昨年6月の会見では趣旨に賛同する作家・百田尚樹氏、ジャーナリスト・有本香氏、武田邦彦中部大特任教授、政治評論家・竹田恒泰氏が同席した。さらに9月の会見に出席した河村たかし名古屋市長、デヴィ夫人らは街頭での活動にも参加。松井一郎大阪市長もツイッターなどで賛意を表明していた。

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