なぎら健壱「真実は曲げられないから面白い!」 庄司智春からも ドラマ「ファーゴ」第4弾 鑑賞コメント

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映画「ファーゴ」を基にしたドラマ「FARGO/ファーゴ」シリーズ最新作「FARGO/ファーゴ:カンザスシティ」の、序盤エピソードを鑑賞した著名人らによるコメントが公開された。

「FARGO/ファーゴ」は、ファーゴ周辺で起きた犯罪事件を題材とする点を共通とし、各シーズンごとに異なる年代を描いた作品。「カンザスシティ」では、これまでで最も古い1950年のミズーリ州カンザスシティを舞台に、裏社会で対立する黒人犯罪組織とイタリア系マフィアの攻防を、シニカルなユーモアとハードボイルドな雰囲気で描いている。映画「ファーゴ」を監督したコーエン兄弟が製作総指揮として参加、ノア・ホーリーが脚本・監督・製作総指揮を務めている。

フォークシンガーでタレントのなぎら健壱は、「久しぶりの胸の高まりである!真実は曲げられないから面白い!そんなアメリカがここにある!」と熱いコメント。シリーズのファンというお笑い芸人「品川庄司」の庄司智春は、「ノア・ホーリー&コーエン兄弟はもう最高で最強。豪華役者陣も相当カッコいいです!個人的には50年代のアメリカの社会情勢やファッション・車にも注目してます」と、ディテールにも注目したコメントをしている。

ポップカルチャーに通じているジャーナリストの宇野維正は、「これまでで最もディープで最も予測不可能な、アメリカ裏社会史の『真相』を巡る旅が始まる!」と、作中で描かれるアメリカの裏社会に注目している。映画評論家の松崎健夫は、「<対立>はアメリカのお家芸であり、<分断>は今に始まったことではないのだと、このドラマは嘲笑う」と、現代アメリカ社会とのつながりをからめて語っている。

■コメント全文(五十音順)

どこを切ってもコーエン兄弟の傑作『ファーゴ』の世界だと思わせる一方で、クリエイターのノア・ホーリーの才能が炸裂した映像世界は圧倒的に独創的。
1950年のギャングの抗争を描いて現代を映しながら、人間の愚かさを、おかしみと哀しみ、そして血みどろの惨劇と共に伝えるアンソロジー4作目もキレッキレ!
\--今祥枝(ライター)

21世紀テレビシリーズ黄金期の頂点の一つ、『ファーゴ』最新作の舞台は1950年代のカンザスシティ。
これまでで最もディープで最も予測不可能な、アメリカ裏社会史の「真相」を巡る旅が始まる!
\--宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)

今回も実話をカッコよくクールに作品に落とし込むノア・ホーリー&コーエン兄弟はもう最高で最強。
豪華役者陣も相当カッコいいです!
個人的には50年代のアメリカの社会情勢やファッション・車にも注目してます。
早く続きが観たい!
\--庄司智春 お笑い芸人(品川庄司)

アメリカを支えてきたのは不善なのか?その答えを見つけるまで観るのをやめられない!
対立と妥協がアメリカを作ったのか?久しぶりの胸の高まりである!
真実は曲げられないから面白い!そんなアメリカがここにある!
\--なぎら健壱(フォークシンガー・タレント)

「平和は長続きしない」という社会の現実を愚弄。
描かれるのは、私利私欲にまみれた先手必勝の裏切りと因果応報のカルマ。
<対立>はアメリカのお家芸であり、<分断>は今に始まったことではないのだと、このドラマは嘲笑う。
\--松崎健夫(映画評論家)

「持たざる者」たちであるマイノリティたちが覇権争いを繰り広げる50年代のカンザスシティ。
芸達者でくせ者ぞろいのキャストの中で、地獄から来た天使みたいな看護婦を演じるジェシー・バックリーが一際輝いている!
\--山崎まどか(コラムニスト)

海外ドラマ「FARGO/ファーゴ:カンザスシティ」(全11話)
Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」独占配信中
※BS10スターチャンネルで4月以降放送予定
© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. FARGO (Year 4) © 2021 MGM Television Entertainment Inc. and FX Productions, LLC. Based on the film “FARGO” FARGO is a trademark of Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.

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