6人組ロックバンド「Suchmos(サチモス)」が3日、バンド活動を一時休止すると公式サイトで発表した。
「立春たるところ、みなさんこんばんは。俺たちSuchmosは、修行の時期を迎えるため、バンド活動を一時休止します。下北沢ガレージでの30人の前でやった6人の初ライブから、横浜スタジアム3万人のステージまで、ついてきてくれているミュージックラバーたち、改めてありがとう。そして、俺たちそれぞれのこれからをどうぞよろしく」とファンにメッセージを送った。
2013年1月に結成したSuchmosの名前が日本中にとどろいたのは、サッカー・ロシアW杯が開催された2018年のNHKサッカー番組テーマ曲に「VOLT―AGE」が採用された時だろう。同年大みそかの紅白歌合戦にも初出場し、同曲をパフォーマンスした。
ただ、この曲はサッカーファンで大きな議論を呼んだ。「昔からのファンには好評だったのですが、決してアップテンポでノリがいい曲ではなく、これまでのNHKのテーマ曲とも異質だったため、一部の人たちからは『盛り上がりに欠ける』などという批判的な感想が多く出たことも事実。ネット上では、ファンとアンチに分かれて激論が交わされたりしました」(音楽関係者)
日本中に強烈なインパクトを残したSuchmos。〝修行〟を終えて、また戻ってくることをファンは期待している。