【J1】「よりよいシーズンにするために」大トリスタートの柏・ネルシーニョ監督が決意表明

柏・ネルシーニョ監督

J1柏は3日、練習後に新体制発表会を開催。1月4日にルヴァン杯決勝を戦ったこともあり、J1クラブで最も遅い始動となった。

今季も引き続き指揮を執るネルシーニョ監督(70)は「(昨季は)いろんなディテール、決定要因を欠いてしまったことにより、本来我々が目標としていたところに到達できなかった。そういったところに基づいて、事実上、本日から活動をするわけだが、2021年をよりよいシーズンにするためにしっかりやっていきたい」と決意を述べた。

昨季リーグ28得点をマークし、得点王&MVPに輝いたケニア代表FWマイケル・オルンガ(26)がカタール1部アルドハイルへ移籍。チームにとって大きな痛手となった。指揮官は「2季合わせて50得点取れるようなアタッカーの代わりを見つけるのは容易ではない」と話す一方で「オルンガが抜けることを見越した上で補強ポイントを絞ってきた」と新たなストライカーの獲得を示唆した。

新体制発表会では新加入選手たちが登場。MFドッジ(24)、FWアンジェロッティ(22)は入国規制の影響で未合流だが、ビデオメッセージで「いいシーズンになるように一生懸命頑張りたいと思う」(ドッジ)「チームが掲げる目標を達成できるように献身的に戦う姿勢を見せたい」(アンジェロッティ)とそれぞれ意気込みを示した。

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