ソフトバンクの４年目・増田珠内野手（２１）が初のＡ組キャンプで、持ち味の明るいキャラクターを発揮している。宮崎春季キャンプ（生目の杜運動公園）は３日、第１クールが終了。増田は「得るものが多い。とても充実しています。まず声で食らいついていくというところでキャンプインしたんですが、そこはできているので継続していきたい」と、主力が多いメンバーの中でも物おじせず存在をアピールしている。
右打ちの内野手かつキャラクターも相まって「ポスト松田」を期待される若鷹。２日には小久保ヘッドから直接指導を受けた。「癖としてインコースの球を打つ時に右肩が一緒に出てしまう。顔と一緒に開くので、ポイントを近くにして『最初は詰まってもいいから一緒に出ていかないように』と助言をいただいた」と期待は大きい。
オフはヤクルトへ移籍した内川の自主トレに参加。「内川さんにも、小久保さんにも、言われたことは多少言葉に違いはありますが、言っていることは同じ。しっかりと直していきたい」。同じ右打者で、ともに名球会メンバーである２人の指摘を胸に土台作りに励んでいる。
