【新日本】行儀よくまじめなんてできやしなかった… G.о.Dがタイチを〝下品挑発〟

タイチ(上)に一杯食わせたタマは高笑い

新日本プロレス3日の後楽園大会で、IWGPタッグ王者タマ・トンガ(38)、タンガ・ロア(37)の「G.о.D」が次期挑戦者のタイチ(40)、ザック・セイバーJr.(33)組を手玉に取った。

V1戦(10日、広島)を1週間後に控えたこの日は10人タッグの前哨戦に出場した。1月4日東京ドーム大会でタイチから奪ったアイアンフィンガーを駆使して挑発を続けているタマは、アイアンフィンガーを入れる袋を愛でながら入場。これにブチ切れたタイチが急襲する形で試合開始のゴングが鳴らされた。

タマは必死に抵抗したが、のど輪に捕らえられてタイチに袋を奪われてしまう。ついにアイアンフィンガーが主の元に帰還…と思いきや、その中身はマジックで「BAKA」と書いたトイレットペーパーだった。タマは「アイアンフィンガー、ドコデスカ!」と高笑い。その後もラフファイトで試合の主導権を握ったバレットクラブは、エル・ファンタズモ(34)がDOUKI(29)をスーパーキックで沈め勝利を収めた。

結局この日もタイチたちを翻弄し続けたG.о.Dは、勝ち誇るようにノーコメントで会場をあとに。早く自由になりたいアイアンフィンガーがG.о.Dの支配から卒業できる日は訪れるのか――。

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