国際政治学者の三浦瑠麗氏（４０）が、東京五輪への不支持を鮮明にした。
４日、自身のツイッターを更新。その中で三浦氏は「リーダーは若者に大志を抱けと言いチャンスを与え続けなければならない」と切り出し「森さんは東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長でありながら、逆のメッセージを女性に伝えてしまった。それも会議の時間という小さなもののために」と〝主文後回し〟のような文言をつづった。
そして「残念だがそのようなメッセージに基づくオリンピックは支持できない」と断言。三浦氏は、政治評論のほかにジェンダーに関する考えも積極的に発信しているだけに、許しがたかったようだ。
さらにツイートを連投し「国のために尽くしてきたというお気持ちだろうが、国民との意識のズレは看過し難いまでに広がっている。引退されるお気持ちが少しでもあるのなら、ご自身で判断して、いますっぱりと引退された方が良いと思う。それでこそ元総理としての行動に相応しい」と森会長に引退を勧めた。
大会組織委員会の森喜朗会長は４日に緊急会見し、辞任する考えがないことを示した。
