森喜朗会長 質問聞き取れず…「マスク外して」発言でも批判の的

釈明会見での対応も非難されている森喜朗会長(代表撮影)

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が4日、都内で会見を行い、質問者のマスクを外させて批判を浴びている。

この日の会見では女性蔑視発言について撤回と謝罪を行った。その後は辞任について質問を受けたが、「ちょっとマスクをしていると僕は聞き取れない。なんとおっしゃいました?」。マスクを外すと聞こえたようで「辞任する考えはありません。7年間、一生懸命、献身的にお手伝いしてやってきた。自分からどうするってことはない。みなさんが邪魔だと言われれば、老害、粗大ゴミになったのかもしれませんから、掃いてもらえばいいんじゃないですか」と答えた。

森会長のマスク外せ発言にも、ネット上を中心に批判が殺到中だ。作家の乃南アサ氏も自身のツイッターで「森さんは、記者が『喋るときでいいから』マスクを取れと。そんなに聞き取れないのなら、補聴器を使うなり、なさればいい。第一、話が長いのはあなたです」と投稿。もはや森会長が、何をやろうが何を言おうが全て批判の対象となるようだ。

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