【キネマ旬報】新人女優賞・モトーラ世理奈「いろんな世界に飛んでいきたい」

新人女優賞のモトーラ世理奈

映画賞「第94回 キネマ旬報ベスト・テン 授賞式」が4日、東京・渋谷区の「Bunkamura オーチャードホール」からオンライン配信された。

新人女優賞には「風の電話」「タイトル、拒絶」に出演したモトーラ世理奈(22)が選出された。

モトーラは「この度は本当にありがとうございます。私が今ここにいるのはたくさんの人たちのおかげです。感謝しています。ありがとうございます。これからもたくさんの素晴らしい方たちと出会って、いろんな世界に自分らしく飛んでいきたいと思います」と頭を下げた。

新人男優賞には映画「MOTHER」に出演した俳優・奥平大兼(17)が選出。

同作品が映画初出演となった奥平は「僕のデビュー作が多くの人に見ていただいて、評価していただいたのがすごくうれしくて。ありがとうございます。撮影は演技をする楽しさを覚えて、濃い1か月でした」と話す。

「阿部サダヲさんが初めて知った俳優さんで、阿部さんや(主演の)長澤まさみさんに現場で会えるのがうれしかったです」。

撮影時は16歳だったそうで「反抗期で(笑い)。母に撮影の事を聞かれても、何も答えなかったりとか」と苦笑した。

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