【G馬場追善興行】大森「僕ですら一番若いとは…」G小鹿、大仁田、渕、越中ら大暴れ

2代目タイガーマスク(中央右)をいたぶるG小鹿(同左)

〝世界の16文〟として一時代を築いた故ジャイアント馬場さん(享年61)の「23回忌追善興行」(東京スポーツ新聞社後援)が4日、後楽園ホールで開催され、第2試合では馬場さんと縁が深い大日本プロレスのグレート小鹿会長(78)、、邪道・大仁田厚(63)、サムライ・越中詩郎(62)、渕正信(67)がタッグを結成。嵐(59)、菊地毅(56)、大森隆男(51)、2代目タイガーマスクと激突した。

赤コーナーのレジェンド軍はサムライ・越中と小鹿会長を筆頭に、やたらと気合いの掛け声が入る。邪道と2代目虎戦士が異次元の戦いを展開すると、小鹿が菊地に執ようなチョーク攻撃を加えて極悪殺法を全開する。最後はまさに1990年代の全日本ジュニア王座の抗争を再現して、渕が首固めで菊地から3カウントを奪った。

年齢公表組では最年少となった大森は「僕ですら一番若いとは…。こうやっていろんな世代が同じ場所に集まることができたのも馬場さんの名前があるからこそだし、全日本で馬場さんにプロレスを教えていただいたことを誇りに思います」と神妙な表情で語っていた。

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