【藤沢】蔵をリノベーション!身体に優しいパンに出会える「関次商店 パンの蔵 風土」

(編集部より)新型コロナウイルス感染拡大を受けて緊急事態宣言が発出されている地域では不要不急の外出自粛が要請されています。外出のご判断は国及び自治体の方針に沿って行ってください。また、緊急事態宣言の影響で営業時間・定休日が変更になっている場合がございます。お出かけの際は事前にご確認ください。(※本記事の取材は、緊急事態宣言発出前に行われたものです)

おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!

【藤沢】蔵をリノベーション!身体に優しいパンに出会える「関次商店 パンの蔵 風土」

今日ご紹介するお店は小田急江ノ島線 藤沢本町駅が一番近くて徒歩7分くらい。JR東海道線の藤沢駅からも歩けます。(あっ、徒歩20分ではありますが)

私は2キロ以内なら歩くのを選択する方なので、藤沢駅からのルートを説明すると、まず北口を出て銀座通り(大きい通りなのですぐに分かります)を左に歩き、本町一丁目の信号まできたら右折。そのまま大通りに出て左折しても良いのですが、手前にある墓地を通っていった方が近道です。道順としてはそんなに難しくないので迷わず行けると思います。

なんとこちら、1886年に建てられた旧東海道藤沢宿にある国の登録有形文化財「関次商店の穀物蔵」をリノベーションして作られたパン屋さん。2019年1月にオープンした「関次商店 パンの蔵 風土」です。

個人的に「和xパン」の組み合わせが大好きなので、入る前からかなりワクワク。大きな通りのそばにあるのと駐車場も何台分かあるので、車で来ている人も多かったです。

中に入ると長テーブルに焼きあがったパンが並んでいます。奥が厨房になっていて、チラッと作業の様子見えるのが嬉しい。

材料はオーガニックや天然酵母にこだわっているそうで、この日はフムスサンドをイートインで頂きました。注文してから作ってくれましたよ。

フムスサンド

ペースト状にしたヒヨコ豆にクミンとオリーブオイルを練りこんだフムスに、ねりゴマとレモンのソース。フレッシュトマトとレタス、それに多分水菜(なのかな?)が入っています。

パンは、かぼちゃの種がトッピングされた「なたね丸ぱん」。ヒキはあるけど底の部分がカリカリしていて、皮は薄く、クラム柔らかく食べやすかったです。

なによりなめらかな口当たりのフムスがたっぷり入っていて、豆の美味しさはもちろん胡麻やクミンの旨さも一緒に楽しめます。「これ、1週間の自分へのご褒美に週末の朝に食べたい!」そんな印象のサンドイッチでした。

オーガニックカランツ&くるみ

テイクアウトで購入したのが「オーガニックカランツ&くるみ」。甘酸っぱいカランツ(やまぶどう)とくるみ入り。これは言わずもがな絶対に美味しい組み合わせ!焼き色が濃く、ちょっと焦げた底のカリカリッとした部分、大好きです。

オーガニックチョコレートダーク

もう一つの「オーガニックチョコレートダーク」は、ミルクパンの生地にオーガニックチョコチップが練りこまれたパン。そんなに甘ったるすぎず、大人なチョコパンというイメージの味わいでした。

天井が高く席も適度に離れており、雰囲気がとっても良いお店でした。テイクアウトもイートインもオススメです。

関次商店 パンの蔵 風土

住所:神奈川県藤沢市本町4-5-20
電話番号:090-2147-6314
営業時間:9時~15時
定休日:月曜日・火曜日(急な定休日もあるため事前にご確認ください)

★本連載は隔週金曜日でお届けしています。緊急事態宣言発出により取材が困難になった場合は、記事公開がお休みまたは延期になる可能性がございます。予めご了承ください。

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