知っておきたい!「Nice to meet you」「Nice to see you」の使い分け

毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークするテンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪

知っておきたい!「Nice to meet you」「Nice to see you」の使い分け

初対面の人に対する英語の挨拶といえば

Nice to meet you.

ですよね。

”meet” の代わりに、同じ「人に会う」という意味を持つ ”see” を使った

Nice to see you.

という挨拶を耳にしたことがある方も多いかと思います。

この “Nice to meet you” と ”Nice to see you” 、同じ「初めまして」の挨拶と思っていませんか?実はこの2文はニュアンス、使う場面が異なります。

まず

Nice to meet you.=あなたに(会えて)嬉しいです。

こちらは相手と初対面の時に使います。

例)
Tom: Nice to meet you! I’m Tom. (= お会いできてうれしいです。トムです)
Bob: You too. My name is Bob. (=私もです。ボブと言います)

次に

Nice to see you.=あなたを(見られて)嬉しいです。

この表現は、相手と以前会ったことがあるときに使います。

例)
A: Nice to see you! (=また会えてうれしいよ
B: You too. It’s been a while… since March last year, right? (=私もだよ。しばらく会っていなかったね、去年の3月以来かしら)

”meet” には「初対面の人と会う」、” see” には「会ったことがある人にまた会う」というニュアンスがあります。この違いをしっかり覚えておいて、シーンに合わせて使い分けましょう♪

(記事協力:テンナイン・コミュニケーション

© アイランド株式会社