【欧州CL】決勝Tは開催できるか? ドイツ内務省がリバプール入国禁止措置

リバプールも中立地で試合に臨むという(ロイター)

ドイツ内務省は4日、新型コロナウイルス対策の入国制限のため、16日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦でライプチヒ(ドイツ)と同国で対戦するリバプール(イングランド)の入国を禁止する措置を決めた。

英紙「ガーディアン」などによると、ドイツ政府は17日まで新型コロナウイルス変異体の影響を受けた国から全ての旅行者の入国を禁止。内務省は、ライプチヒ側が求めた入国の特別許可も認めなかった。欧州サッカー連盟(UEFA)の規則では、ライプチヒは中立地など別の試合会場を探すなど何らかの形で開催を模索しなければならず、それを怠った場合は、0―3の敗戦扱いになる可能性もある。

今回のドイツ政府の決定によって、24日に予定されているCL決勝トーナメント1回戦ボルシアMG(ドイツ)―マンチェスター・シティ(イングランド)の開催も危ぶまれている。

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