話題のメイウェザー参戦イベント「MEGA2021」が開催延期に

メイウェザー

28日に東京ドームで予定されていた新格闘技イベント「MEGA2021」を延期すると、5日に主催の「MEGA制作委員会」が発表した。

同イベントはボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43=米国)の参戦が発表がされ、対戦候補には朝倉未来(28)、堀口恭司(30)ら日本のトップファイターが候補に挙がり、話題を呼んでいた。

主催者側によると、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、最新の政府発表及び関係機関などの方針を鑑み、協議・検討を重ねた結果、決断したという。

また、現状の緊急事態宣言下ではイベントの入場者数が制限されることや、「外国人の入国禁止」解除されないため、メイウェザーが来日して日本で試合をすることが不可能なことを理由に挙げている。

ただし、これは中止ではなくあくまで〝延期〟で、緊急事態宣言が解除された上で外国人の入国制限が緩和され、メイウェザーが日本で試合できる状況が整えば、年内の大会開催を必ず実現させるという。

大会延期に合わせてメイウェザーもコメントを発表した。「日本では今、コロナの感染者が増大して、外国人の入国を禁止していると聞いた。そのため、本当に残念だが、2月28日に私はどうやっても日本で試合をすることができない。日本に入国できるようになり、MEGAが新たな日程と会場、対戦相手を決めてくれれば、いつでも闘う準備はできている。年内に必ず日本で闘いたい。コロナに打ち勝ち、スポーツで熱狂できる世界が、再び戻ることを心より願う!」

果たして、コロナ禍で2018年大みそか決戦「RIZIN.14」の那須川天心戦以来の日本登場は実現するのか。

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