ボアオ・レチェン国際医療ツーリズム・パイロットゾーン
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【海口（中国）2021年2月5日新華社＝共同通信JBN】Boao Super Hospitalはこのほど、TriGUARD3TM脳塞栓保護装置（以下「TriGUARD3」と表記）を使った経カテーテル大動脈弁置換（TAVR）手術を実施した。これはアジアで初めてのTriGUARD3の臨床応用で、心臓血管外科分野の画期的な出来事である。
海南自由貿易港は陽光、ビーチ、免税ショッピングに加えて、医療ツーリズム形態の開発も試みている。海南省ボアオにあるボアオ・レチェン国際医療ツーリズム・パイロットゾーン（Boao Lecheng International Medical Tourism Pilot Zone）（以下「パイロットゾーン」と表記）は、最高級の医療ツーリズムサービス、国際的な最先端医療の科学技術成果と共に建設され、アジアの観光客が最高級医療ツーリズムを体験する新たな目的地になる。
パイロットゾーンは昨年「Never End International Innovative Medicine Equipment Exhibition（終わりのない国際革新的医療機器展示会）」を開設し、同時に世界中の最新製薬機器を輸入して医薬品コストを引き下げている。例えば、ボストンI型人工角膜とボストンII型人工角膜それぞれ1フランチャイズの海外手術経費は12万4000米ドルと、パイロットゾーンの4倍以上かかる。
さらに、患者はパイロットゾーンで漢方医学の治療を体験することができる。漢方医学は数千年にわたり穏やかな治療効果と少ない副作用で定評がある。ウクライナの観光客Nataliaさんは「漢方薬は全て天然素材で出来ていて、西側の医薬品と大きく異なる」と述べた。
昨年11月、シンガポールのAsia Advance International Medical Centre（アジア先進国際医療センター）がパイロットゾーンに初お目見えした。シンガポール、韓国、英国の国際医療専門家を結集したセンターは、中国本土や周辺諸国の患者に診断治療サービスを提供している。現在、東南アジアを含む59カ国の観光客は、海南を訪問してビザなしで30日間の滞在が可能である。パイロットゾーンには2030年までに世界一流の医療ツーリズム目的地が構築され、抗がん、形成外科、老化防止、リハビリテーション、健康管理などの包括的なサービスが提供される。
ソース：Boao Lecheng International Medical Tourism Pilot Zone
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キャプション：ボアオ・レチェン国際医療ツーリズム・パイロットゾーン
