巨人・桑田コーチがいよいよ宮崎上陸!6日に15年ぶりのユニホーム姿披露へ

巨人・桑田投手チーフコーチ補佐

ついに上陸だ。巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)が5日、一、二軍キャンプ地の宮崎に到着した。

スーツ姿の桑田コーチが宮崎空港に降り立つと、注目度の高さを物語るようにカメラマンから「カシャ、カシャ、カシャ」と無数のシャッターとフラッシュがたかれた。

1日のキャンプインから4日までは、東京ドームで行われた菅野ら主力中心の「S班」に合流していたが、第2クールが始まる6日からは宮崎で指導に当たることになる。

宮本投手チーフコーチによれば、6日はまず二軍で桑田コーチが選手たちを前に考えなどを述べ、その後に一軍でも同様に思いを伝える方針という。そこには「桑田真澄という人が来たら(選手が)『ウワッ』と構えちゃうから。壁をなくすためにね」(宮本コーチ)との狙いもあるようだ。

東京ドームキャンプでは精神的な負担を減らす意味合いもあり、参加した全員が練習着姿だったが、5日に沖縄入りした「S班」もユニホームを着て練習の強度も上げていく。桑田コーチも恩師の藤田元監督がつけた背番号73のユニホームに、いよいよ袖を通す見込みだ。

「(選手と)ともに考えて悩んで苦しんで悲しんで、そして最後に喜べる伴走者になりたい」と語っていた桑田コーチ。2006年に巨人を退団して以来、15年ぶりにYGマークのユニホーム姿を披露する時が近づいている。

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