家具店オーナー スーパーボウルでバッカニアーズに3億6300万円賭ける

生ける伝説トム・ブレイディー(ロイター=USA TODAY)

アメフトNFLの年間王者を決める「スーパーボウル」は7日(日本時間8日)に行われる。

この米国スポーツ界最大のイベントに向けて、ヒューストン(テキサス州)の家具店オーナーが、下馬評では不利と言われているタンパベイ・バッカニアーズの勝利に346万ドル(約3億6300万円)を賭けたことが話題になっている。スポーツ専門局「ESPN」などが伝えている。

その人物とは「マットレス・マック」の愛称で知られているジム・マッキングベール氏(69)。バッカニアーズに賭けた理由について「トム・ブレイディ(QB)がいるチームはタレントが揃っているし、過酷なプレーオフを勝ち抜いてきた」と説明。

金額は、先週ラスベガスで賭けられた230万ドル(約2億4200万円)を上回って、今回の「スーパーボウル」では最高となっている。

同氏が利用したブックメーカー「ドラフト・キングス」では、バッカニアーズに「3・5点」のハンデが与えられているので、実際のスコアが3点差以下の負けでも勝利扱いとなる。

このハンデ込みでバッカニアーズが勝つと、同氏は272万ドル(約2億8500万円)の利益を得る見込みだ。

もっともその儲けは独り占めするのではなく、同氏の店で3000ドル以上のマットレスを購入した客にキャッシュバックすることに使われる。

主要ブックメーカーへの賭けでは、有利と見られるカンザスシティ・チーフスに、8割超のお金が流れているとのことだが、果たして結果は?

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