高専生が挑む「インフラマネジメントテクノロジーコンテスト」入賞作品決定

最優秀賞はスマホゲーム活用の徳山高専チーム「わくわくピーナッツ」

2021年2月5日
インフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会事務局

ニュースリリース
関係者各位
2021年2月5日
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高専生が挑む「インフラマネジメントテクノロジーコンテスト」 1回インフラテクコンの入賞作品が決定 最優秀賞は徳山高専のチーム「わくわくピーナッツ」
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インフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会は、2020年度に創設した高専向けコンテスト「インフラマネジメントテクノロジーコンテスト」(インフラテクコン)の入賞作品として6チームを決定いたしました。
第1回目であり、また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあったにもかかわらず、17校・30チームが応募してくださいました。このうち一次審査を通過して最終審査に進出した13チーム(うち5チームが敗者復活枠)の中から入賞作品を決定しました。
このほか、最終審査には進出できなかったものの、自由参加枠で作品を仕上げて提出してくれた4チームの中から、1チームを奨励賞として決定いたしました。

入賞作品 (最終審査進出チーム対象)

●最優秀賞 チーム名「わくわくピーナッツ」(徳山高専)
テーマ ICT+スマホゲームによる気付けばインフラメンテ依存症⁉
提案概要 スマホゲームを活用したインフラメンテナンスへの気づきと参加の促進

●優秀賞 チーム名「NITKCs」(木更津高専)
テーマ 木更津市における冠水情報通知システム
提案概要 スマホアプリを活用した冠水情報の迅速な共有

●地域賞 チーム名「WEJOKA」(阿南高専)
テーマ 下水道未整備地区の逆襲~合併浄化槽に付加価値を~
提案概要 生活汚水が有する疫学等のデータを価値化し、合併浄化槽への転換を促進

チーム名「津幡メンテロウズ」(石川高専)
テーマ 橋梁きずなプロジェクト
提案概要 チェックシートによる橋梁点検の簡素化と住民参加の促進

チーム名「Be-mice」(長岡高専)
テーマ Cool Snowman
提案概要 アプリを使った除雪作業の地域協働の促進

チーム名「えちもりインフラーズ」(福井高専)
テーマ えちぜん鉄道まもり隊
提案概要 枕木振動軽減の新技術やAI、沿線住民による見守り参加で管理の省力化

<奨励賞>(自由参加枠チーム対象)
チーム名「Kure SWGT」(呉高専)
テーマ ローテク下水処理システムで資源をフル活用!
提案概要 下水処理工程からメタンガス、藻類、中水、水流など様々な資源を回収

応募作品はインフラテクコンサイトにて公開しています。
https://www.infratechcon.com/final-judging

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「第1回インフラマネジメントテクノロジーコンテスト」開催概要
■ スローガン:まちを守る。みらいを創る。
■ キャッチコピー:繁栄か、廃退か。
街の未来は君たちの「技術」と「アイデア」に託された。
高専生、挑戦せよ!
■ 開催方法:オンラインコンテスト
■ 共催:インフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会(NPO法人シビルNPO連携プラットフォーム内)、社会基盤ライフサイクルマネジメント研究会、人生100年社会デザイン財団
■ 後援:国土交通省、独立行政法人国立高等専門学校機構、公益社団法人土木学会、公益社団法人日本下水道協会、公益社団法人日本技術士会、一般社団法人日本建築学会、一般社団法人建設コンサルタンツ協会、一般社団法人日本橋梁建設協会、一般社団法人持続可能な社会のための日本下水道産業連合会
■ 協力:インフラメンテナンス国民会議、公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会
■ 審査方法:1)現状の課題の把握、2)地域へのインパクト、3)クオリティ、
4)オリジナリティ、5)チームワーク、6)ボーナスポイントの6項目で採点

■今後の予定
3月15日に都内で表彰式を兼ねた交流会を開催します。その際、協賛企業が選ぶ各種企業賞の発表を予定しております。
(新型コロナウイルス感染状況によって変更する可能性があります)