2試合連続不調の久保建英をマドリーメディアも酷評「とても腹立たしい」

久保建英

スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)が酷評により奮起を促された。

出場機会を求めて1月にヘタフェに電撃移籍した久保は、ここまで4試合に出場。最初の2試合(エルチェ戦、ウエスカ戦)は勝利に貢献するプレーを見せた一方、直近のビルバオ戦とアラベス戦ではインパクトを残せなかった。

そんな中、スペイン1部レアル・マドリードのニュースを主に扱うメディア「ザ・レアルチャンプ」が、低調だった2試合を取り上げて、久保に対して「レアル・マドリーでプレーしたいなら飛躍的にレベルアップする必要があるだろう」と厳しい見解を突きつけた。

この2試合は、ビリャレアル在籍時と同様に、試合に関与していない時間が多かったという。ビルバオ戦については、開始18秒の先制弾に絡んだが、その後はほとんど貢献できず、ボールロストも多く、ひどいパフォーマンスだったとした。実際、この試合は先制したものの5失点で大敗した。

スコアレスドローに終ったアラベス戦については「ビルバオ戦と違い、ヘタフェがボールを保持していたにもかかわらず、クボは全体的に悪かった。ビリャレアルで先発した時のように、ほとんど存在感がなく何もチームに貢献していなかった」とこき下ろした。

もちろん、こんなことを指摘するのも期待の表れ。「彼はもっとうまくやれるはずだ。チームの中で最高の選手の一人になれるのに、その力を常に発揮できていない。それはとても腹立たしいことだ」。9日にはRマドリードとの対戦を控えているが、低評価を覆すことができるか。

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