〝バラエティー女優〟髙橋ひかるが同郷パラリンピアンと意気投合

左からMC松岡修造、木村敬一、松田丈志氏、髙橋ひかる(画像提供WOWOW)

〝バラエティー女優〟髙橋ひかる(19)が5日夜、パラリンピック・ドキュメンタリー番組「WHO I AM」(WOWOW)のオンライントークイベントに生出演。この日のメーンゲストで、東京パラリンピック代表に内定している全盲の競泳選手・木村敬一(30=東京ガス)を相手に、絶妙な掛け合いをした。

急きょゲストで呼ばれた髙橋は、冒頭で「なぜ私が呼んでいただけているのか…。無知なところ多いので…」とあいさつ。話のキッカケにしたのが同郷の木村だ。

「地元が滋賀県で一緒なんです、私と。地元の話をして、すでに元気をもらっているんですけど~」と、のっけから前のめりの髙橋。すると木村は「東京で滋賀県の人、会わないんで…。あんまり人いないんです、滋賀県(の人は東京に)」と絡んだ。

木村は昨年3月まで、アメリカで単身武者修行。その映像が流れ、本人は英語がしゃべられないのに渡米したこと、うまくやる秘けつは「とりあえず人と揉めない」こと、不安は我慢で解消したことなどを明かした。

感想を聞かれ髙橋が「ホントにすごいチャレンジ精神だな」「いつも笑顔の印象があったので、笑顔で人を近付けていったんじゃないのかな」と話すと、木村は「もともとそういう顔なんです、生まれつき」とツッコミ。

それでも髙橋は「簡単に挑戦ってホントにできないことだと思うので、自分自身も挑戦しなきゃなってすごく…」と優等生発言を続けた。すると木村は「でも高校生から東京にいるんですよね」と割って入り、髙橋も芸能活動のため若くして上京していることに触れた。

髙橋は慌てて「いや、それはもう、皆さんが『東京来ていいよ』って環境を作って、事務所がサポートしてくださったからこそできたことなんで…」と恐縮。すかさず木村は「似たようなものです。僕も会社がサポートしてくれたから行っただけの話です」と返した。

〝滋賀県魂〟でパラリンピアンと意気投合した髙橋は昨年、バラエティー番組に多数出演し、ブレークした。現在はKAT―TUN亀梨和也主演の「レッドアイズ 監視捜査班」(日本テレビ系)で、約1年半ぶりのドラマに挑戦中だ。

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