【ドラゲー】石田〝シバター流〟でシュンから王座奪う!

石田は王者シュン(右)と頭を突き合わせ闘志をぶつけた

“シバター流”で王座奪取や! ドラゴンゲートの石田凱士(25)が、オープン・ザ・ドリームゲート王者シュン・スカイウォーカー(24)に挑戦する同王座戦(3月7日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)に向けて闘志を燃やしている。

先月31日の福岡大会で王者に対し「お前がニセモノだって証明したるわ!」と宣戦布告。その真意を石田は「どんなスポーツでも順調にいっている選手というのは何の説得力もない」と明かす。さらに「あいつは何も経験してへん。俺は落ちるところまで落ちてるから、この経験の差は絶対タイトルマッチで出る」とベルト奪取に絶対の自信を見せる。

2015年9月にデビュー以来、ついにトップに立つチャンスが巡ってきた。理想の王者像については「今の選手は型に収まりすぎ。UFCのコナー・マクレガーもあんだけ暴れん坊やけど、何か人を引きつけるものがあるやろ? だから俺は型にはまらんことをしたい」と語る。その意味では昨年のRIZIN大みそか決戦で活躍した格闘ユーチューバー、シバターに刺激を受けたという。「あれこそエンターテイナー。まあ俺も型にはまらず、ニセモノ王者の化けの皮を剥いだるわ!」と高らかに宣言した。

5日の後楽園大会では前哨戦として王者と8人タッグマッチで激突。互いの意地がぶつかり合う中、アンクルホールドで快勝を収めたR・E・D屈指の悪童が“ホンモノ”の王者になるべく突き進む。

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