クリストファー・プラマー 息子の名誉を信じる父役で円熟の演技 「ラスト・フル・メジャー」

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ベトナム戦争で多くの兵士を救ったものの名誉勲章の授与を拒否され続けた空軍兵ウィリアム・H・ピッツェンバーガーの実話を元にした映画「ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実」(3月5日劇場公開)から、新場面写真が公開となった。

公開された新場面写真は、主にピッツェンバーガーの父・フランクを切り取ったもの。フランクは、ピッツェンバーガーを調査するハフマン(セバスチャン・スタン)との初対面で、ベトナム戦争での息子の死について、無念の胸中を吐露。息子と結婚を約束していた女性の届かなかった手紙を大切に保管していることを明かす。その後、ハフマンから感謝祭の食事に妻とともに招待されたフランクは、書斎に貼られた文書などでハフマンの熱心な調査を知り、大きくうなずく姿を見せる。そんな愛する息子の名誉のために生きる父の姿が映し出されている。

フランクを演じているのは、惜しくも91歳で逝去したクリストファー・プラマー。「サウンド・オブ・ミュージック」)のトラップ大佐役で人気となり、数々の話題作に出演してきた。「人生はビギナーズ」では、アカデミー賞の演技部門では最高齢となる82歳で助演男優賞を受賞。本作でも円熟の演技を披露している。

「ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実」は、1966年4月にベトナム戦争で多くの兵士たちの命を救うために命をささげたものの、30 年以上も名誉勲章の授与を却下され続けた空軍兵ウィリアム・H・ピッツェンバーガーの実話を元に、裏に隠された真実に国防総省空軍省のハフマンが迫るという内容の作品。セバスチャン・スタンが初主演を務めるほか、ウィリアム・ハート、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリスら実力派キャストが出演している。

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実
2021年3月5日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー
配給:彩プロ
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