広島新助っ人・クロンが驚愕の150M特大弾 ランチ特打でハースト以来の防球ネット越え

ランチ特打で場外弾を放った広島・クロン

広島の新助っ人ケビン・クロン内野手(27=ダイヤモンドバックス)が驚異的なパワーを見せ付けた。

第2クール初日となった6日、ランチ特打に登場すると鋭いスイングで豪快な打球を連発。68スイング19本の柵越えを放ったが、なかでも終盤に放った左中間方向への打球は防球ネットを超え場外へ消える〝推定150メートル〟の一発となった。

過去には2003年に在籍したジミー・ハーストが練習中に放った大飛球が近隣の美容店の窓ガラスを粉砕するという〝事件〟があったが、14年に球場の改装に伴い、防球ネットが高くなってからは初の場外アーチとなった。

規格外の飛距離で順調な調整ぶりを示したクロンは「打球もすごく飛んだが、一番大事なのは同じフォームで安定した打球を飛ばすこと。今日はいい一日になりました」と上機嫌だった。

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