太田光が森喜朗会長の解任言及 井上貴博アナ「半沢直樹さんみたいな人がいれば」

爆笑問題・太田光

お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(55)が7日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)による〝女性蔑視〟発言が連日話題となっていることに対する自身の見解を語った。

番組内では4日の謝罪会見で、森会長が辞任の意思について述べた「辞任する考えはない。皆さんが邪魔だと言われればおっしゃる通り、老害が粗大ごみになったのかもしれませんから掃いてもらえればいいんじゃないか」の発言を取り上げた。

太田は「『老害』って言葉は嫌だなと思うが、森さんがあの場で言ったのは自分が言われてるのを意識してるんでしょうね」と指摘。続けて「『老害から粗大ごみになったら掃かれるしかない』も、簡単なことで森さんは辞任する気は無いけど、解任されるのはしょうがないと言ってると思う」と森会長の発言の真意を推測した。

くも膜下出血、脳梗塞で療養中の「爆笑問題」田中裕二(56)の代役でMCを務める同局の井上貴博アナウンサー(36)から「裏を返せば、俺を掃くことが出来る人間はいないだろうってこと」とツッコまれると、太田は「だからこそ、解任すべき」と訴えた。

「周りが(解任する)覚悟を決めるべき」と語った太田に対し、井上アナは「ズバッと言える半沢直樹さんみたいな人いないんですかね」と昨年、社会現象を巻き込んだTBSドラマ「半沢直樹」になぞらえ、権力に屈せず強い意志を持った人間の登場を切望した。

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