本田がポルティモネンセ入団会見「非常に難しい挑戦、最後まで悩んでいた」

本田圭佑

ポルトガル1部ポルティモネンセに加入した元日本代表MF本田圭佑(34)が6日、クラブ主催の入団会見を行った。背番号は日本代表でも長く背負った「4」。4日には自身が運営するプレミアム音声サービスの「NowVoice」でも入団会見を行っていた。

本田は今回の会見で入団を決めた経緯について「正直、最後まで悩んでいた。というのも、非常に難しい挑戦になるというのを分かっていたから。(前所属の)ブラジルのボタフォゴと状況が似ていて、悩んでいたんですけど、最終的にこの難しい挑戦を受け入れようと。覚悟を持って、このチームに移籍することを決めました」と説明した。

パウロ・セルジオ監督とは、ポジションなど詳細な話はしていないが、嫌われ役もいとわない姿勢でチームを引っ張る。「すごく仲がよさそうな印象はある。でも、勝負に勝つには、いい意味で、そういう空気を壊さないといけなかったりする。それは子供のようにわがままを言うということではなく、建設的に相手の嫌がることも、必要あらば、しっかり言う。ボタフォゴでも求められていたことだったし、ここでも大事なことだと思う」

また負傷した左足の回復状況は「早くけがを治して、みんなと一緒にプレーしたいが、あわてて復帰すると、誰にとっても得はしない。そこは慎重に100%戻れると自信がついた時点で、戻りたいと思う」。4日に行った会見では2月末の復帰を目指すとしていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社