レンブラントの絵画をめぐる画商・美術館員・コレクターを追う 「レンブラントは誰の手に」場面写真

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巨匠画家レンブラントをめぐる人々の姿を追ったドキュメンタリー映画「レンブラントは誰の手に」から、場面写真が公開となった。

公開されたのは、芸術を生業とする人々を捉えたショット。オランダ貴族の若き画商ヤン・シックス11世は、レンブラントの友人でありパトロンであったヤン・シックス1世を祖先に持ち、家名に頼らず世間に認められたいという葛藤を抱いている。腑に落ちない表情で拍手を送っているのは、オランダのアムステルダム国立美術館で絵画部長(当時)を務めるターコ・ディビッツと、フランス・ルーヴル美術館の絵画部長セバスティアン・アラール。劇中では、売りに出されたレンブラントの絵画を巡り、両美術館の競い合いが勃発。やがて国際問題にうまで発展していく様子が描かれる。

他にも、レンブラントの絵画を売りに出したフランスの富豪エリック・ド・ロスチャイルド男爵らの写真が公開された。

「レンブラントは誰の手に」は、没後350年以上経った今でも絶大なる人気を誇るオランダの巨匠画家、レンブラントの絵画をめぐる人々の姿を追ったドキュメンタリー映画。「光と影の魔術師」の異名を持つレンブラントが残した作品の美と魅力のほか、作品をめぐる画商、コレクター、美術館が生み出す物語をドラマティックに映し出している。「みんなのアムステルダム国立美術館へ」で美術館の舞台裏を追ったオランダのドキュメンタリー作家のウケ・ホーヘンダイクが監督を務めている。

レンブラントは誰の手に
2021年2月26日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開
配給:アンプラグド
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