外野挑戦の西武・山野辺がコツコツ目指す“謙虚な目標”

西武・山野辺

今キャンプから外野に本格挑戦している西武・山野辺翔内野手(26)が現実的な目標として熊代聖人外野手(31)の名を挙げた。

外崎、スパンジェンバーグに続く西武第3のユーティリティー・プレーヤーを目指す3年目の山野辺は連日、個別練習では外野手に交じり泥にまみれている。

7日の練習後、リモート会見に臨んだ山野辺は「自分の出場機会の幅を広げるため。前向きに取り組んでいる。やってみて(外野は)難しいことが分かる。背走の動きがなかなかスムーズにいかない。金子さんにはたくさん聞こうと思う。(ドラフト4位の若林も)外野をずっとやっている選手なので積極的に聞いていきたい」と謙虚に周囲から学ぶ姿勢を語った。

全てに謙虚で腰の低い山野辺はその目標も現実的だ。

「ライオンズの代表的なユーティリティーは外崎選手ですが、今はまだスタメンという立場ではない。(試合の)途中から出るとなったら熊代さんのような選手、まずはそこを目指したい。スタメンだけでなく途中出場でも大事な役目があるので頑張りたい」

謙虚な姿勢でコツコツと。まずは控えのユーティリティー・熊代に追いつこうという山野辺だ。

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