【ゼロワン】大谷は諦めない!「へこたれないイヤー」執念の白星発進

「あきらめない」を体現した大谷

ゼロワンが7日の後楽園ホール大会から20周年記念イヤーシリーズをスタートさせた。

メインでは〝炎の戦士〟大谷晋二郎(48)が田村ハヤト(25)と対戦。窮地に陥っても何度でも立ち上がる姿を見せ、最後は袈裟斬りチョップで勝利。観衆を熱狂させ諦めない姿を披露した。

3月14日に両国国技館で予定された「20周年記念興行」は延期となるも、大谷はこの日を「へこたれない記念日」と命名。「今後の大会を全て20周年記念という気持ちでぶつけたい。頑張り続けた中で最後に両国にたどり着けたら素晴らしいものになると思う」と、2022年春に見込まれる両国大会を見据える。

「僕の中では『21周年記念でもいいんじゃないか』という思いはある。結果そうなっても、全力で駆け抜ける20周年はなくなるものではないですし。それまで団体の存続を心配する声もあって『全然大丈夫ですよ!』とは言えない状況かもしれないが、だから『へこたれない記念日』そして『へこたれないイヤー』としたいんですよ」

神尊仁社長(49)も「両国大会の払い戻しは3件ほどしかきていない。皆さんの期待の高さを感じます。3月28日の奉納プロレス(東京・靖国神社)の入場無料は一人でも多くの人に見てもらいたい思いからですし、今後は昨年全くできなかったチャリティー大会を緊急事態宣言が解除されればやりたい。例年100近くやっていたがそれ以上できたら」と語り、団体一丸となってメモリアルイヤーを駆け抜ける。

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