コロナ禍の最前線で奮闘している人に感謝の気持ちを示そうと、長崎県諫早市商工会がポスターとステッカーを作製し、市内の病院や事業所などに配布している。
医療従事者を応援しようという活動が全国的に広がる中、同市多良見町の商工業者でつくる同商工会多良見支所の有志14人が、何か自分たちにできることはないかと企画。手書き風に書いた「ありがとう」の言葉に、笑顔やひまわりのイラストを添えた。
完成したA3サイズのポスター130枚と、直径11センチの丸形ステッカー2千枚を、病院や介護福祉施設のほか、趣旨に賛同したタクシー会社や量販店などに配布。差別や偏見をなくし地域全体で試練を乗り越えようと、目立つ場所や車に貼るよう呼び掛けている。
有志代表の松井英治さん(53)は、「医療従事者だけでなく、コロナ禍と戦う全ての人を少しでも励ますことができれば」と話した。
医療者へ感謝伝えよう ポスターなど作製し配布 諫早市商工会
- Published
- 2021/02/08 10:30 (JST)
© 株式会社長崎新聞社