中野サンプラザ周辺再開発 新たな「シンボルタワー」へ

1973年、東京・中野区にオープンした「中野サンプラザ」は長年、国内外のアーティストやアイドルのコンサート会場として、中野区のみならず全国からも愛されてきました。しかし老朽化問題などや中野駅北口周辺の再開発を進めることにより周辺をより一体的に再開発されることになりました。

今回、発表された再開発案は「NAKANOサンプラザシティ」と呼ばれ、5ヘクタールの敷地内に中野区の新たなランドマークとなる高さ約235メートルの高層ビルを建設します。高層ビルには商業施設のほかオフィスや住居、屋上広場などが整備されるということです。

また、隣接した低層ビルには、コンサートやイベントなど約7千人を収容できる多目的ホールを整備し、「出会いの広場」や「集いの広場」など区民の憩いの場とした広場も整備する予定です。

区は「中野サンプラザ」の概念を継承し、「文化を原動力とした中野100年のまちづくり」とした新しい複合施設を目指したいとのことです。

今後、「中野サンプラザ」は、周辺整備のため2024年度から解体が始まり、2028年度に複合施設として完成します。

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