全国知事会 ワクチン接種計画で国に提言

全国知事会では、感染拡大防止のカギを握るワクチン接種について、新型コロナウイルス対策本部の会合を開き接種計画の提示など国への緊急提言をまとめました。

6日の対策本部の会合は、オンラインで開催し、この中で国民へのワクチン接種を円滑に行うため、都道府県などの意見を反映した上で国が責任を持って現実的な計画を示し、情報を迅速に提供するよう要請しました。また全国的な感染拡大に伴う営業時間の短縮などへ飲食事業者らに深刻な影響が出ているとして、緊急事態宣言の対象でない地域も含めた経済的な支援の拡充を求めました。

一方、10の都府県で発令されている緊急事態宣言について「すべての地域でステージ2以下へ感染を収束させるよう全力を尽くす」と知事会の取り組みを強調しました。

このほか、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に盛り込まれた罰則規定に関し、国が運用のガイドラインを示すことも求めました。

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