介護や障がい者支援などを行うNPO法人の代表を務めていたが、「福祉の視点を持った政治」の必要性を痛感した。「自らの手で実現しよう」と決意し、政治の世界に飛び込んだ。
大学の卒業旅行でイギリスを訪れた際、障がい者施設で働いた経験が福祉に関わる原点だ。米国留学を経て県内の病院に勤めた後、NPOを立ち上げた。
2013年に市長に初当選。「1期目は問題もあったが、2期目は公約の予定通りに進んできた。待機児童はかなり減った」と自負する。目指す市の将来像は「あらゆる多様性が尊重される浦添市」。コロナ対策では円滑なワクチン接種の体制整備や経済対策などを訴え3選を果たした。
好きな言葉は「百花繚乱(りょうらん)」で、「それぞれの花が美しく咲くような街をつくりたい」と語る。1967年生まれ。同市宮城出身。